【新唐人2016年3月22日】
中国の経済発展が低迷している中、石炭業や鉄鋼業界の従業員が失業に直面し、将来への不安が隠せません。
中国当局によると、数百万人の石炭業と鉄鋼業の労働者が失業に面していると発表し、そのうち、多くの人は四、五十歳の定年間近の人です。再就職は困難で、できたとしても、給料は大変少ない額です。
54歳の任 貴生(にん きせい)氏は、石炭事業に30年間も携わっています。
任貴生氏
「難しい。現在は小さな井戸はもう閉めています。転職して、環境衛生や林業を行っています」
任貴生氏のような人は、農業や林業、公共サービス業に転職し、収入は従来の三分の一しかありません。石炭や、鉄鋼業以外に、アパレル業界も難航しています。多くの失業者は、社会不安定の要素となり、中国政府にとって望ましくない状況です。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/03/20/a1258602.html(中国語)
(翻訳/顧 ナレーター/眞彌 映像編集/李)